木々が色づく前に、カフェや店先にはもう「秋」がやって来ます。その秋を連れてきたのは、季節でしょうか。それとも、マーケティングでしょうか。
今回のLanguage Guideでは、次のような内容をお楽しみいただけます。
- パンプキンスパイスやハロウィンツリーから見る、アメリカの「秋のプレシーズン」
- 季節を待つ楽しさと、売り出されるノスタルジーのあいだにある違和感
- レオ・プッツの絵画やボブ・ディランの歌を手がかりに考える、秋と時代の変化
- 記事の英語表現とGrammar Points、Mr Derekによる音声、Study Portalのアクティビティ
秋を楽しむことと、「秋らしさ」を買うことは同じなのでしょうか。少し辛口に、そして自分自身にも問いかけながら考える一篇です。
下記の英文を日本語で読む
セーターの季節? まだそこまではいかない。でも、その予感はある。アメリカでは、いわば秋の「プレシーズン」だ。「秋っぽい気分」とでも呼ぼうか。木々の葉はまだ色づき始めていないかもしれないのに、スターバックスはもう「パンプキンスパイス」を思い浮かべさせる。すると懐かしさが湧いてくる。暖炉の火、休暇に家族や友人と過ごした楽しい時間。少しばかり、パブロフ的資本主義だ。何の話かわからない? こちらを見てほしい。アメリカでは、これがひとつの風物詩なのだ。
Sweater weather, not quite. But there is the promise. In America, it is the pre-season for fall. Call it fall-like vibes. A "pre-season" in that the foliage may have to yet start turning, but Starbucks has you thinking "pumpkin spice" and thus nostalgia, thus warming fires and good times with friends and family during the holidays. A bit of Pavlovian capitalism. Don't know to what I am referring? Take a look here. It is an American event.