And Those Summer Bugs?

And Those Summer Bugs?

そして、夏の虫たちは?

このカマキリの話を入り口に、このLanguage Guideでは次のような内容をお楽しみいただけます。

  • 昆虫・自然をテーマにした20の語彙とコロケーション
  • 作品を深く味わうための5つのGrammar Points
  • Mr. Derekによる記事音声と、Study Portalのアクティビティで理解を深める
  • 夏の虫たちを入り口に、ファーブル、アッテンボロー、俳句、現代アートをたどる小さな知の旅

下記の英文を日本語で読む

友だちを誘っているかのように楽しげに踊りながら、最後には恐ろしい殺しを行い、その後始末を「ごちそう」で済ませてしまう。ここに描かれているのは、そんな世界です。その発想のもとになったのが、1921年に刊行された、どこか風変わりで愛らしい子ども向けの本、Fabre's Book of Insectsです。いわば、昆虫たちの姿を古風な散文で語った一冊です。

ここに描かれたカマキリは、まるで踊っているように見えます。けれど実際には、まさに獲物へ襲いかかろうとしているところです。そして彼女には昆虫の友だちなどいません。昆虫は次の食事の対象となるのです。

文章の響きはなんと見事で、それでいて内容はなんと恐ろしいことでしょう。その対照が、子どものような好奇心と、大人のような嫌悪感を鮮やかに捉えています。まさにホッブズ的なあの言葉――「人生は不快で、残酷で、短い」――を思わせます。

では、デイヴィッド・アッテンボローとBBCのPlanet Earthが見せる世界をのぞいてみましょう。そこでは、美化されることのない、いささか厳しい現実がありのままに映し出されています。

Dancing something so playful as to invite a friend, only to commit atrocious acts and clean them up with a feast. Such is the idea here. It comes from this oddly delightful 1921 children's book: Fabre's Book of Insects: retold from Alexander Teixeira de Mattos' translation of Fabre's "Souvenirs entomologiques". Essentially a very quaint book of insects in prose.

The Praying Mantis (1921) by E. J. Detmold